ボールを投げろ！？

太西会のトップチーム、“強化クラス”

このブログでは、強化クラスの一面もお伝えしていきます。

（他道場に知られても良い範囲で！！）

精鋭揃いの強化クラスはさぞかしハイレベルな...

ことばかりやっているわけではありません！

今日の練習では大半をミット打ちに費やしました。

それは、しっかり当てる練習をすることで

・ケガをしにくくする

・ベストな身体（腕、腰、膝など）の使い方を体得する

・成長（特に身長）による間合いのズレを修正する

　...あとは内緒です

などなど重要な要素が沢山ある練習です。

現在のルールでは、少しでも当たると反則になってしまうのですが

「しっかり当てる」という身体の使い方を

子どもの頃に体得しておくことで

その子の伸びしろがグンと広がります。

連続攻撃のバリエーションも増やしやすくなります。

今日は、しっかり当てられるようになってきた

ある低学年生の次の課題、、、

突いたら引く！！

これ、しっかり当てる練習のデメリットでもあるんです。

子どもにしっかり当てることを求めると

子ども達は、「突く」のではなく、「押してしまう」のです。

この違いを言葉で教えるのは簡単ですが、

体得させるには、様々な工夫が必要です。

そんな工夫の一例です、、、

その子は言葉よりも感覚で吸収するタイプなので

僕はその子に

「自分の拳をボールやと思って、ミットに投げてみ」

パスッ！（ミット音）

「壁に思いっきりボール投げたらどうなる？」

生徒「跳ね返って来ます！」

「そや、投げろ！ボールを投げろ！」

パス！シュッ！　

パス！シュッ！

こんなことを繰り返しているうちに

引き手がみるみる上達していくのでした。

またいつかに続く…