「試合」で強くなる方法
こんにちは、拳虎🐯(けんとら)です。
年内も残りわずかですが試合もまだありますね。
来週はクリスマス🎄という事もあり
子ども達が、
空手の神様から素敵なプレゼントプレゼント🎁
がもらえますように...
という祈りを込めて。
今週末もまた試合があります。
せっかく挑む試合ですから、是非とも有意義に
価値ある経験をゲットしてもらいたいと思います!
そんな今日は、
「試合」で強くなるためのヒント
をお伝えします。
先週末の試合後に、何人かの生徒に話を聞きました。
「試合してみてどうだった?」
(その子の試合結果を知っているうえで聞いています)
とても残念なことに
多くの生徒の返答は、、、、
「んん????……わからん」
みたいな答えのない答え…(残念)
ここで僕の子どもの頃のこと(以下、子虎😼くん)を交えてお話しします。
いつも強気な子虎😼くんの試合の目標は、
「絶対優勝するぜぃ!」
というシンプルなものでした。
しかし、子虎😼くんは
ある時は、上位入賞
ある時は、初戦敗退
といったように
とても不安定な結果の繰り返しでした。
前回の試合で上位入賞しているのに
今日の試合では初戦敗退…
試合後の子虎😼くんの感想は、
「なんで負けたかわからん…」
とか
「今日は調子が悪かった…」
といった、答えにならない答え…
いまのみんなと一緒だね!(キリっ)
ちがうか。。。
ここで 残念 なのは、
「優勝する!」
ということしか考えていなかった事です。
「優勝する!」
というように目標を1つしか持たずに試合に臨んだ時、
優勝できなかったとしたら
目標を達成出来なかったため
今日の自分は全部だめ!
といったように
自己の全否定しかできません。
これではせっかく出場した試合なのに
得られるものはありません。
(経験値を積めていない)
試合で経験値を確実に積むためには、
試合に出場する目標として
「優勝する!」
だけでは もったいない のです。
目標の例としては、
普段の練習の中で、
「これ試合でやろう!」
と思って取り組んできた 技 や
最近、気持ちよく取れるようになってきた 技 など
試合に向かう前に
今回の試合で中心とする技を
「この技(この動き)で勝つ!」
といったように
具体的に
今回の試合でやることは「コレ!」
といった目的意識をきちんと持つことが重要です。
子虎😼くんの話に戻ります。
子虎😼くんは次の試合で
・中段逆突きを中心にする
・蹴るタイミングがあれば積極的に蹴る
といったように具体的な課題を持つようになりました。
そうすることで、
たとえ負けた試合でも
自分の試合を自分で振り返る事ができ
(目標に対しての振り返り)
「タイミングが遅かったな...」
→じゃあ、もう少し早いタイミングで突く練習をしよう!
とか、
「間合いが近すぎたかな...」
→練習から相手に近寄り過ぎないようにしよう!
と、いったように自己分析ができるようになり
それぞれ課題にしていた技の精度がどんどんと磨かれていきます。
このように
「試合」を通して経験を確実に積める
ようになっていくのです。
さらに、
「試合に課題を持って挑む」
ことには
もう1つの大きな効果
があります。
それは、
冷静に試合に入れること
です。
「自分が何をすべきか」
をわかっているから
迷いが少ないのです。
現在の小学生はとっても試合環境に恵まれています。
僕が子虎😼の頃は、試合なんて年に3~4回ぐらいのものでした。
今は試合の頻度が多いが故に、へんに試合に慣れ過ぎて
「試合」という場を無駄使いしているように見える時があります。
このように、
目的を持って試合に臨む子は
何も考えずに試合に臨む子とは
雲泥の 差 が生まれます。
繰り返しますが、
「優勝する!」
だけが目標の子は、
何も考えずに試合に臨む子
と同じです。
最後に
「試合」に向けた課題の作り方について
・これまでやってきた練習にたくさんのヒントがあるよ!振り返ろう!
(自分なりに選んでいいし、指導者に相談してもいいよ)
・その中から、今回の試合でものにしたいものを2つ選ぼう!
(それ以上は逆に頭が混乱する)
ここから始めてみればいいと思います!
どうか、素敵なクリスマスをお迎えください!
少し早いですが、
メリークリスマスパンチ👊👊👊!
ありがとうございました。