太西会 KUMITE+

糸東流空手道太西会 強化・準強化クラス組手コーチのブログ

ハザードとリスク

 

今回の新型コロナウィルスにより

お亡くなりになられた方々に

心よりご冥福をお祈りします。

また、今なお闘病中の方々には、

少しでも早く回復されることを願いつつ

お見舞いを申し上げます。

 

空手界においても様々な大会が中止となり、

普段の練習でさえできない事態になっています。

子ども達は学校も行けず、

かといってこの長い休みをご家族一緒に満喫できる状況でないので、

どうか身体的・精神的に健全であってほしいと願うばかりです。

 

 

先日(3月9日)の文部科学省の発表で、

「児童生徒の健康維持のために

屋外で適度な運動をしたり散歩をしたりすることなどについて妨げるものではなく、、、(以下割愛)」

 

とあったように決して、

「外へでたらアカン!」

というわけではありません。

 

 

先日は3月11日ということもあり、

東日本大震災の時の我が家を思い出しました。

 

当時は、

「過度に何かを恐れる(避ける)あまりに別のトラブルが起こる」

という経験をしました、、、

 

 

当時、僕たち家族は埼玉県に住んでいて

地震の被害こそ少なかったのですが

原子力発電所の爆発による混乱で

一日に2時間ほど各地区がランダムに停電するという計画停電

ガソリン、食料品、生活用品、乾電池などの慢性的な不足…

 

そして何よりも怖かったのは、

原子力発電所から風に乗って空気を汚染してくる放射性物質でした。

 

当時、長男は1歳半で放射性物質の影響を最も受けやすいとされていた年齢でした。

外出をさせることはもちろんのこと、窓を開けることすら躊躇する日々でした。

 

(なんかシリアスになってきたので、文体変えちゃいます!)

 

で、そんな感じで過ごしていたら長男に異変が起こっちゃったわけです。

なんと、ホコリなど複数のアレルギーに!!

 

夜中ずっと泣きまくって掻きむしってさあ大変!

僕も妻も眠れずの日々でございました…

 

放射性物質は避けられたかもしれないけど

別の病気になってしまったわけです!

(今はだいぶ改善しています!)

 

 

この時期に勉強したのですが

「(特定の)危険なものを排除する行動」

ハザード管理といい、

 

そして、

「その排除行動によって新たにうまれるリスク」

を考えて行動することをリスク管理というそうです。

 

我が家の場合、

ハザード管理として

「(子どもを放射性物質に触れさせないために)

極力外出させない、家の換気も最小」

 

にとらわれていたため

 

そんな生活してたら他の病気(リスク)になる」

ということまで考えられなかったのです。

 

 

生きている限り

病気、事故、火事、地震、殺人など

ハザード(危険要因)が限りなくあります。

もちろん今回の

新型コロナウィルスについても然り。

 

 

けど、残念ながら

完璧に防げるハザードは無さそうです。

 

特定のハザードにとらわれ過ぎて

他のリスクに気付けないこともとても危険です。

 

 

…というお話しでした。

 

 

ほな、

どないしたらええのん??

 

 ・新型コロナウイルスに関して

  継続的にできる予防は行いつつ

・目指すべく輝かしい未来や目標を再確認して

  これからの行動を選択する

 というのが個人的な考えです。

 

決して、

この考えが正解だとは思っていません。

更にこの二つを掘り下げて検討し続けなければいけません。

 

 

けど世の中が変なふうに

まわりが自粛してるからうちも自粛しよう

という根拠のない自粛が蔓延することは

避けてほしいですね!

 

元気なやつらは頑張ろうぜ!🐯

 

 

 

まあ、何をしたらいいか分からない状況でも

希望や感謝を忘れずに過ごしたいと思います。

(僕も大変ですけど😭)

 

 

あまりまとまりのない文章

だったかもしれませんが

少しでも皆様の参考になれば幸いです。

 

何よりこれをお読みの皆様が

健やかに過ごされることを

心よりお祈りします!!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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